『修練編1 ~「思いの強さ」が練習量となる!~』
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勝利の秘訣【修練編】1

『試合(勝負)に勝ちたければ、他人の何倍も練習しろ!』

【解説】

《言うは易く行うは難し》

「試合(勝負)に勝ちたければ、他人の何倍も練習しろ!」

という言葉は、「言うは易く行うは難し」なのです。

空手に限らず、柔道、剣道、レスリング、ボクシングなど、武道や格闘技では試合から避けて通ることはできません。
武術者にとって「試合=闘う」ということは宿命なのです。
この宿命からは何人も逃げられません。
闘えば、必ず勝者と敗者に分れるのです。

誰しも敗者にはなりたくない、勝者になりたいと願うもの。
敗者になると、悔しさと不甲斐なさに襲われ、自分の存在が小さくなった気持ちになる。
勝者となれば、達成感と幸福感に包まれ、自分の存在が大きく感じられる。

誰しも、勝者を願うはず。
では、なぜいつも負け続ける者がいるのか?
なぜ、常に勝ち続ける者がいるのか?

才能?
身体能力の差?
反射神経の差?
練習方法の差?

考え出すとキリがなく、迷路の中で彷徨ってしまう。
しかし、どんな世界にも共通し、普遍的な答えがある。
それは「練習の量」だ!

もちろん、どんな練習方法を取っているのかという「練習の質」も重要であることは間違いない。
それでも、勝利へと結びつく最大の要因は「練習の量」である、と言っておく。

《「練習の量」の意味とは?》

「練習の量」とは、ダラダラとした長い練習ではなく、目的性を持った練習ということ。
目的性を持つ練習とは?

「自分の弱点を知って克服するための練習」
「得意技をつくるための練習」
「得意な攻め方を作るための練習」
「一度負けた相手との対戦を再現し(想像の中で)、それを破るための技や動きの練習」

もちろん体を作るための「筋力トレーニング」と「ストレッチや柔軟」は必須。

武術初心者が始めにやらねばならない練習は、「自分の得意技をつくるための練習」
武術初心者は、基礎練習をしっかりと行い、まず自分の長所を伸ばす=得意技を作ることに集中することが肝心。

練習量が少ない原因は、目的性、あるいは明確な課題を持っていないから。
なにをどう練習(稽古)すればいいのか、分からないからおのずと練習量は少なくなる。
しかし、「あれとこれ・・・」と、自分が強くなるための課題や目的をしっかりと持っていれば、おのずと練習量は増えていく。
だから、自分のいま取り組むべき課題、明確で具体的な身につけたい目的(技等)をしっかりと認識すること。

《心の願いに似合った結果が現れる》

自分の課題は分かっている(師匠からの指摘を含む)、試合に勝ちたいとも思っている。
だけど、練習に身が入らない、そういう人もいるでしょう。

練習に身が入らない理由はさまざまで、プライベートで悩みがあったりすると、当然練習に身が入らない。
それはあるが、一番の理由は、「あなたの心にある」と言っておく。
「あなたの心にある」とは、「あなたが願った程度に応じた練習の意欲が湧いている」ということ。

つまり、「勝てなくてもいいや」と思うか、「勝てればいい」と思うか、「できれば勝ちたい」と思うか、「何としてでも勝ちたい」と思うか、「絶対勝ってやる」と思うかの違いがあるということ。
要するに、思いの程度に合わせて練習量が決まり、その練習量の差によって結果が分れる、ということ。

だから、あなたは心でどれだけ「勝ちたい」「強くなりたい」「上手くなりたい」と願っているのかという問題を自分の心に聞いてみることだ。
現実は、あなたが「心で思った=願った通りの現象が起きる」というのが現実である。
あなたの心の願いの強さに応じた結果があらわれているだけである。

強く勝利を望む者は、必然的に練習量が多くなる。
練習量が人より少ないのは、「あなたの願いが弱いから」ということを認識するべき。

武術における強さの根源はすべて「心」にあり!

心で願った強さの程度に応じて練習量が決まり、総じて練習量が多い人は勝者に近づく。

覚えておいて欲しいのは、「天才ほど練習量が多い」という事実。
別の言い方をすれば「練習量の多さが天才を生む」ということ。

では、どれくらい練習すればいい?
一概に言うことは出来ないが、「ライバルよりも多く練習する」ことを心掛けること、「他の何かを犠牲にしてでも練習する」ことが勝利へ繋がる、と言っておく。
何かを犠牲にしない練習量では優勝することも、勝ち続けることも無理である。
これを「代償の法則」と呼ぶ。
代償も払わず「優勝する」、「金メダル」を取るなどと言うのは実にムシのいい話なのだ。

苦悩の先(辛い練習)に勝利という喜びが与えられる。
辛い練習に手を抜けば、その分だけ勝利が砂のようにこぼれ落ちている。
と思うことだ。

勝ちたければ「誰よりも多く練習する」ことだ!

《まとめ》

武術者にとって「試合=闘う」ということは宿命。

勝つための普遍的な答えとは、「練習の量」。
勝利へと結びつく最大の要因は「練習の量」。

練習量が少ない原因は、目的性、あるいは明確な課題を持っていないから。
よって、目的性を持った練習をすること。
「自分の弱点を知って克服するための練習」
「得意技をつくるための練習」
この2つが、普遍的な練習の目的となる。
いま取り組むべき課題具体的な身につけたい目的(技等)をしっかりと認識すること。

練習量の多さは「あなたの心にある」
「あなたが願った程度に応じた練習の意欲が湧いている」。
あなたが「心で思った=願った通りの現象が起きている」。
心で願った強さの程度に応じて練習量が決まり、総じて練習量が多い人は勝者に近づく。
「他の何かを犠牲にしても練習する」ことが勝利へ繋がる。
勝ちたければ「誰よりも多く練習する」こと!

武術における強さの根源はすべて「心」にあり!

修練編1

『試合(勝負)に勝ちたければ、他人の何倍も練習しろ!』

押忍!

『修練編2 ~得意技を生み出すことが上級者への道!~』

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