『攻防編15 ~激しい連打攻撃を反撃のチャンスに変えろ!~』
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勝利の秘訣【攻防編】15

『激しい連打攻撃をしてくる相手には、突き、蹴りのヒットポイントを外せ! 相手のリーチが導き出す間合いの外に出ろ。相手の攻撃が止んだとき、または疲れたとき、その時が反撃のチャンスだ!』

【解説】

《補足説明》

今回の内容は、初級者には難しいものだと思います。
初級者というよりも、中級者から上級者向けです。
ですが、知っていなければ初級者から中級者、上級者とステップアップできません。
上級者になる前に知っておくべきこともあるのです。
今回のテーマは「連続攻撃してくる相手への対処法」です。

《攻撃の焦点をズラす》

闘志剥き出しでガンガン攻めてくる。
そんな相手いますよね?
とくに格闘技においては非常に多いですね。
格闘技者でなくても武道者でも逃げられないテーマです。

「激しい連打攻撃」

あなたはどう対処しますか?(していましたか?)

初級者が上級者(先輩など)と試合や組手をすると、ガンガンに攻められて悔しい思い、やるせない思い、をするでしょう。
激しい攻撃を連続的にされると心が折れる人もいるでしょう。
防戦一方というか、防戦も張れないで攻めこまれてトドメをもらってしまうことも多いでしょう。
武道や格闘技は実力がものを言う世界なので、‟強さの違い“はいかようにもなりません。

しかし、初級者が中級者となり、上級者へステップアップするために、さらに試合で勝利するためには必須の課題でもあるのです。
このブログは「武道(格闘技)初級者」のためのものです。
(一部中級者を含む)
ですから、連打攻撃を受けて何もできずにいた初級者から脱出をはかるためのポイントを今回は語ります。
まずこのテーマは、ノックアウト制ルールでもポイント制ルールでも共通しています。

激しい連打攻撃をしてくる相手にどう対処するのか?
答えは主に2つ。

ひとつは、「相手の攻撃(突き、蹴り)のヒットポイントをズラす」ことです。

初級者の方が上級者や実力者と対戦すると、当然ながら相手の攻撃(突きや蹴り)を完全に避けられない、または捌けないと思います。
では、どうするのか?
相手に攻撃(突きや蹴り)されてしまったときに、攻撃の焦点(ポイント)を瞬間的にズラすしかありません。
と、言っても「そんなこと難しくてできない」という方もいるでしょう。
確かに難しいです。
ですが、心で思わないこと=考えないことはいつまでたっても実行できません。
まずは、そうした思い=考えをしっかりと持ってください。
そして、叩かれながら、やられながら、攻撃の焦点をズラす訓練をしてください。
さすればいつの日か出来ます。
意識することがなければ永遠に身につきません。
まずは意識してください。
これは攻防の対処法の基礎となります。

《間合いを外す》

攻撃の焦点をズラすことと似ているものがあります。

それは攻撃の「間合いを外す」ことです。

これが二つ目です。

突きや蹴りには必ず焦点(ヒットポイント)があります。
攻撃の焦点(ヒットポイント)が前や後ろにズレると威力は半減し、ポイントとして認知されなくなります。
突きや蹴りなどの攻撃には必ず「射程距離」があります。
つまり、攻撃の射程距離を離すことによって直接打撃されること、またはポイントを取られることを防ぐのです。

間合いとは射程距離のことでもあるのです。
間合いを見切るという意味の大部分は相手の攻撃の射程距離をズラすことなのです。
(こちらにとっての間合いという意味もある)

ただし、この射程距離は単純に手足の長さ、身体の大きさだけではありませんので、身体だけで判断することは絶対に厳禁です!
なぜならば、「踏み込み(飛び込み)」があるからです。
踏み込みはその人によって違いがあります。
どれくらい踏み込んでくるのかは、相対さないと分かりません。
思い込みは厳禁です。
間合いを詰める速さや距離感は人によって違うということです。

つまり、相手の射程距離を掴み、微妙に射程距離から離れる、攻撃されても射程距離圏外にでる、ということです。

《反撃のチャンス》

初級者の方は、激しい連打攻撃をどうしのぐかを考えるだけで精一杯になってしまうか、もしれませんが、それだけで終わってしまってはいけません。
何のためにヒットポイントをズラすのか、何のために射程距離を外すのか、それは反撃するためです。
それを忘れてはいけません。

では、反撃のチャンス(=タイミング)とは?
連続攻撃といっても、いつかは必ず終わりがきます。
試合時間の間ずっと連続攻撃し続けるような化け物はいません。
必ず技の出し尽くし、または疲労がきます。

つまり、「連続攻撃が止んだ瞬間」または「相手が疲れた瞬間」が反撃のチャンスです。

もちろん、こちらが防御するだけで疲労困憊となってしまっては意味がありません。
そのためのスタミナと強い闘志が必要です。

激しい連打攻撃に耐えながら、攻撃が止む瞬間を狙うことです。
攻撃が止む瞬間を狙っていなければ刹那的な瞬間の動きはできません。
有効な瞬間は刹那の時間しかありません。
実際の反撃のチャンスの時間は1秒もないかもしれません。
それを逃さないためには、その瞬間を狙っていなければなりません。

激しい連打攻撃を受けても決定打を受けないように焦点(ヒットポイント)をズラし、射程距離を外して耐え忍びながら一瞬のチャンスを狙うことです。
上級者と組手練習をするときに、こうしたことを意識して取り組んでください。
日頃からやっていないこと、練習していないことは、基本的に試合では出せませんので。

《まとめ》

「激しい連打攻撃への対処法」=初級者がステップアップするため、試合で勝利するための必須の課題。

激しい連打攻撃への対処法
1.「相手の攻撃(突き、蹴り)のヒットポイント(焦点)をズラす」
2.「間合いを外す」

突きや蹴りには必ず焦点(ヒットポイント)がある。
攻撃のヒットポイントを‟ズラす“、または‟外す”こと。
つまり、ヒットポイント(焦点)に当てさせないことでポイントを取られない、またはダメージを受けないこと。

反撃のチャンスとは?
「連続攻撃が止んだ瞬間」または「相手が疲れた瞬間」
激しい連打攻撃に耐えながら、攻撃が止む瞬間を狙え!

攻防編15

『激しい連打攻撃をしてくる相手には、突き、蹴りのヒットポイントを外せ! 相手のリーチが導き出す間合いの外に出ろ。相手の攻撃が止んだとき、または疲れたとき、その時が反撃のチャンスだ!』

押忍!

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